一定数以上のクリエイターがポートフォリオを料金を支払っても使ってくれる事が確認できたので、プロトタイプの制作に移りました。
今回投稿した作品は、その初期のプロトタイプのforiioです。
すでに今のforiioの原型はできているような形ですが、微妙に違うところ見えますね。特にこのバージョンには「フォローボタンが付いています。」作った時はまだまだソーシャルメディアが力を増してきている最中のタイミングでしたから、こういったボタンをつけてみていますね。結局本番では実装しませんでした。
尚、この時点ではまだ、会社を作ろうとはまだ思っていません。
この時点ではまだ私はフリーランス。
働いて稼いだお金を、副業で手伝ってくれるエンジニアの友人に渡して開発を手伝ってもらっていました。
さて、ポートフォリオへの需要は確かめられたものの、どういった機能を作るべきか…というところに差し掛かりました。
参考にしたのは既存のメディア
そんな中でどんなサービスすべきか、色々と考えましたが、
クリエイターのヒアリングの中で
・アートディレクター
・デザイナー
・カメラマン
・ヘアメイク
・スタイリスト
と色々なジャンルの方に話を聞いてきましたが、その中でもある特徴を持った方程、ポートフォリオの緊急度が高い事がわかりました。
重要度が高い、それらのクリレイターの方々も使えるツールにするために圧倒的にハードルを下げることにしました。
が、クリエイティブ業界に関わる全てのクリエイターに使ってもらえるサービスを目指していましたので、ジャンル問わず「ここで自分の作品をまとめたい。」と思えるページのデザインが求められました。
ヒアリングをしていた際も、ページのデザインに関しても色々な意見を頂きました。
・シンプルなものが良い
・カッコ良いが良い
・レイアウトをカスタマイズしたい
・htmlもかけるようにしたい
・テンプレートから選べるようにしたい
いろんな期待値がある中で納得してもらえるポートフォリオのデザイン、レイアウトはどんなものなのか、色々とどんなポートフォリをがあるのかリサーチをしたのですが、その中であることに気づきました。
すでに、ある統一のフォーマットで、あらゆるジャンルのクリエイターが自身の実績をまとめている事例があったのです。
それは、業界紙が出すクリエイター年鑑でした。
この紙媒体では、
・イラスト
・ポスター
・ロゴ
・映像(紙なのでキャプチャー)
・写真
なんでも基本同じフォーマットでクリエイターの
・プロフィール
・作品
がまとまっていたのです。
これは過去数十年広告業界などの業界紙で使われてきたフォーマットなのです。ここで自分は気づきました。
クリエイターは本当はあまりポートフォリオのカスタマイズ性よりも作品が綺麗にまとめられることと、それが見てもらえることが満たされいてれば見た目のデザインのこだわりはその次なのだと。
今後、カスタマイズ性を追加する必要はあるかもしれませんが、まずはシンプルなフォーマットで十分なのだと。
そいった経緯もあり、foriioのクリエイターのページは白をベースとした統一フォーマットでデザインすることとなりました。
つづく…。
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長文をここまで読んで頂きありがとうございました!久々に書いたのでちょっとまとめ方が下手な部分もあるかもしれませんが、どんな事を考えながら、どんなプロセスを経ながら作っていたのか伝わり、少しでもヒントになる事があれば幸いです!後数回にわたって、今までのサービスデザインの過程を振り返っていければと思いますので、これを読んで面白いと思って頂けた方は、このページをシェアして頂けると嬉しいです!
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